こんにちは、本田健です。
『happy money』にも書きましたが、
お金は、非常に面白いもので、
人によって全然捉え方が違います。
ある人にとっては、
人の命を奪ってでも欲しいものだったり、
また別のある人にとっては、
普段お金のことを全く考えないくらいいっぱいあって、
空気のようなものだったりします。
この、お金に対する捉え方のことを「お金観」と呼んでいます。
お金観は、子ども時代の影響を色濃く受けています。
両親が、お金のことでよくケンカしていた場合、
子どもは、お金に対してネガティブなイメージを持つことがよくあります。
お金が欲しいとは思っていても、
心の深いところに、
「お金のせいで両親はケンカしていた。
お金なんてこの世の中になければいいのに」
という思いがあったりします。
そうすると、
その心の深いところにある思いに引っ張られて、
お金を遠ざけるようなことを、
無意識のうちにしてしまいがちだったりするのです。
この、無意識に、というのがやっかいだったりします。
では、どうしたらお金観を変えられるのでしょうか？
一番のオススメは、お金と楽しく付き合っている人と、親しく接してみることです。
例えば、私のメンターに竹田和平さんという人がいます。
もう亡くなられているのですが、
日本一の個人投資家で、
お金とすごく自由に健康的に付き合っていらっしゃいました。
お金が欲しい、という感覚が全然ない方で、
生前も20人ぐらいでお邪魔したら、
全員に金貨をプレゼントしてくださったことがありました。
和平さんは、とにかく与えるのが楽しいのです。
ああいうサンタクロースのような、
お金を与えたりとか、
プレゼントしたりするのが大好きな人と一緒にいると、
「お金ってすてきなものだな」と
お金観も変わっていくと思います。
逆に、お金に世知辛くて、
割り勘のときには5円までとかいう人とばかり一緒にいると、
自分のお金観も世知辛いものになってしまいやすいと思います。
身近にそういう人がなかなか思い当たらない。
そういう方もいると思います。
その場合、すてきなお金観を持っていそうな人の本を読んだり、
映画を見るのがいいと思います。
続けているうちに、
お金って楽しいなと思えるようになり、
そのうちに、不思議と収入や資産の状態が変わったりするのです。
本田健
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