「足りない」「もっと欲しい」など、お金の欠乏感を手放す法

お金のコラム

こんにちは、本田健です。
今日は、お金の欠乏感についてみてきましょう。

お金に対する欠乏感とは、

「お金が足りない」
「十分にない」
「もっと欲しい」

という感覚です。

このお金に対する欠乏感は、
非常に大きなテーマで、
深い部分では人類共通の課題でもあると思います。

僕自身も10代の頃からずっと考えていることで、
それが今の作家活動や講演、セミナーを行っている
一つの原動力にもなっています。

この欠乏感は、非常にクセモノです。

なぜなら、
欠乏感は何かを得ることでは満たせないからです。

例えば、

「自分は貧乏だったから苦しかったのだ」

と勘違いし、お金を稼げばいいと考え、
実業家になる人がいます。

実際、実業家として成功している人には
そのような人が多いのですが、
彼らは、何億稼いでも、
資産をどれだけ増やしても
全然満たされません。

なぜなら、この問題の本質は、
お金があるなしではなく、
欠乏感だからです。

その欠乏感は、得ることによって
癒せるものではありません。

逆に、与えることによってしか
癒せないのです。

簡単に言うと、
お金がないと感じる人は、
お金をあげればいいのです。

愛がないと思った人は、
愛をあげればいいのです。

欠乏感の一番のポイントは、

「あなたが与えなくてはいけないものがありますよ」

というサインだということです。

だから、
愛が足りないと思えば愛をあげ、
食べ物が足りないと思えば食べ物をあげ、

お金が足りないと思えばお金をあげ、
感謝が足りないと思えば自分から感謝をすれば、
それは自動的に満たされるのです。

お金がないと思っている人が、
誰かに自分のお金を一部あげたとします。

そうすると、非常に豊かな気分になります。
人にあげることで、初めて人は満足感を感じるのです。

だから、例えばもう10万円稼いだところで、
人はたいして豊かさを感じませんが、
今持っている10万円を誰かにあげて喜んでもらえば、
もっと深い満足感と豊かさを感じられるのです。

僕は、人には欠けているものがあるからこそ、
与え合うことができると考えています。

欠乏感が出たときは、お金や愛を与えて、
欠乏感を癒すチャンスをもらえたと捉えたらどうでしょうか。

そうすると、欠乏感を感じること自体も、
大きな喜びのきっかけになります。

人や社会に与えるとコミットして行動した時、
そこには愛と豊かさの循環が生まれます。

そして、本気で与えるという気持ちと
欠乏感は同時に存在できません。

ぜひ、あなたも欠乏感を感じた時は、
自ら与えることをしてみてください。

 

本田健

コメント

タイトルとURLをコピーしました